賃貸の照明器具
昨日退去予定の入居者から『照明がシーリングライト3個、とても綺麗で使えるんですけど、次の方使いますか?』とありました。先日は『エアコン』でした。
多分入居者にしてみれば、次の方にとって良い事だろうと思われてのことですが、どうでしょう、私が地場の不動産の時はオッケーしていましたが、今はダメという不動産が多いのではないでしょうか。
この照明やエアコンがもし置いたままで良い、という不動産会社の判断ですと、『残置』という事になるのですが、この『残置』は勿論オーナーの買ったものではないので、『設備』ではありません。『設備』でないということは、壊れた時の保証はしません、となります。
この照明やエアコンをそのまま置かれた場合、『残置』なのか『設備』なのかが不明瞭になったり(重説できちんと報告する不動産会社もありますが)すると、後々のトラブルの原因になります。またそのまま『残置』として置かれて、その方が退去の時にまた『残置』されますと、その後廃棄処分費用はオーナーの負担にもなってしまいます。
総合的に考えても、入居者が買われたものは入居者か持っていく、もし処分ならば、勿体無いですが、入居者で廃棄する、これが一番ですね。
ちなみに、自分で公共自治体に捨てればお金かかる時もありますが、無料もあります。
退去時置いていきますと、業者処分になりまして手数料も含まれますので高くなります。