emem_7 ◯ 不動産日記

不動産業界 賃貸〜売買〜管理 経験者が語る業界の紹介

賃貸借契約書の約款

不動産を買う時、借りる時には必ず前『契約書』が作成され、署名捺印をします。

だいたいはトップページに取引に関わる業者の説明、物件の説明、取引の条件と続くのですが、賃貸借契約ではその後に続く約款がかなり手強いです。売買では必ず読むのをオススメしますし、仲介会社もそうするとは思うのですが、賃貸では仲介会社によっては、いや、担当者によっては読まない場合があります。

私も三◯の契約書は約款が小さい字で5ページと続くと萎えてしまいますし、お客様の様子を伺いならが、全て読みますか?と聞きます。

でも自分は全て必ず読み込みます。それは宅建士として押印もしているからですかね。

自分は理解します、でないと、重説で質問されても答えられないし。

で。

約款は見ておいた方が良いです、昨日、うちの会社でむかーーーしに作成された契約書がでてきました。長いことお住まい頂いたのですね。

条文を読んできますと、最後に『退去時のリフォーム代』についての記載がありました。

いずれその退去時のリフォーム代については色々と書かせていただくことになるかと思いますが、こんな重要なことが、何ページにも渡る約款の中にサラっと簡単な一文として書かれてるなんて!と思います。でもそんな体裁云々ではなく、書かれていて、署名捺印したなら、借主は了承した、ということになるのです。裁判とかになったら、素人同然の借主の場合、こんな膨大な約款のたった一文は、見過ごすのではないか、又は深い理解を得られるか、と借主を擁護するかもしれませんが、退去時トラブルになった場合、貸主側は第一声で『ここに書いてあって、サインしてますよね?』と何の文句があるんだ!と主張すると思います。

やっぱり約款は読んだ方がいいです。

仲介会社によっては重説担当する宅建士さんにもよるところもあるんですよね、それがどうしようもないですね。。。

でも、私『そもそも論』なのですが、不動産に出会う事も『運』なのだ、と思ってます。(この話もいずれ)そういう不動産屋に出会ってしまったのもある意味『運』かも、です。